見上げる

土の中から顔をのぞかせた俺

気持ちよく太陽の光を浴びて

大きく背伸びをするはずだった

見上げるとそこには

大きな傘がかかったように

青い空さえ見えなかった

キノコ?

まさかこんなに大きなわけない

しばらくすると俺も背が伸び始め

遠くの景色が見え始めた

「このきのこ、上でつながっている!」

思わず叫んでしまった

「あれはなぁ、人間の造った橋なんじゃ…」

物知りの爺さんが教えてくれた

「車というとてもくさい屁をする奴が走るらしい」

また教えてくれた、聞いてもいないのに・・・

まいいか。このきのこの上には

何か特別なことが有りそうだ!

今日も見上げては、あの上を覗いてやるっと

決意をかためる雑草の俺
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by gori613 | 2012-09-25 23:12 | モノクロ


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