一人旅

幼かったあの日、
幼馴染の居る都会を離れ、
見たこともない自然の中で
好奇心いっぱいに胸を膨らませ
新たな生活を始めた。

今日から新しい友達に会うために
山の中にある幼稚園へ
母親に連れられ
椎の実や、どんぐりの落ちている
山道を歩いていた。

明日からは一人でここに来る

家は山の中
アスファルトは敷いてあるが
車は無い
大きな通りまで歩いて出る

大きな通りに出ると
小さなバス停が見えた
そこには同い年ぐらいの子供が3人
一緒の幼稚園に行くらしい

ちょっかいを出してくるその子に
「あかん!」 っと一言
くすくすっと笑い声
「何が開かんちゅうん?」
ぼくは関西弁

会話が無くなりバスに乗り込む
離れて僕を見る目

まるで一人旅

バスの大きなシートに座る
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by gori613 | 2012-08-27 23:35 | モノクロ


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